ニュース
ネットワールド、米Platform9のOpenStack SaaSサービスを国内販売
2016/07/04 19:15
Platform9 Managed OpenStackは、構築・運用が難しいとされているOpenStackをSaaSとして提供し、オンプレミスのIT環境を接続するだけで、既存の環境やデータを変更・移行することなく、OpenStackベースのプライベートクラウドへと変革する。利用者は、オンプレミス環境のVMware vSphere、KVMプラットフォーム内にPlatform9のゲートウェイ(vSphere環境の場合は仮想アプライアンス、KVM環境の場合はrpm/debパッケージ)を設置。Platform9 Managed OpenStackに接続設定することで、完全なOpenStack環境を利用することができる。
ネットワールドでは、現在提供している各種コンバージド/ハイパーコンバージド・インフラストラクチャと組み合わせた「Platform9 Managed OpenStack Starter Pack」として展開する。既存環境だけでなく、新規でのOpenStackベースのプライベートクラウドの立ち上げを支援していく方針。また、製品版のリリースとともに、先月米国で発表されたコンテナ管理サービス「Platform9 Managed Kubernetes」の国内展開も予定している。
税別価格は27万円。CPU1ソケットあたり、1年間のSaaSサービス利用サブスクリプションで、ネットワールドによる日本語サポートを含む。最低物理CPU数は20CPUだが、16年内は記念キャンペーンとして6ソケット、10ソケットの限定モデルも販売する。
- 1
関連記事
ネットワールド、南総通運がセキュリティ強化プロジェクトでFortinetを採用
ネットワールド、独自サービス充実のクラウド「NETWORLD CLOUD」、ディストリビュータならではの付加価値を強みに拡販
ネットワールド、ハイパーコンバージド・インフラの一括サポートサービス
外部リンク
ネットワールド=http://www.networld.co.jp/
「Platform9 Managed OpenStack」=http://www.networld.co.jp/product/platform9/