◇「セキュリティ」ゾーン

 「セキュリティ」ゾーンでは、Skyがクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」のVer.11.2の標的型攻撃対策の最新機能やマイナンバーの安全管理に必要な情報漏えい対策を支援する機能などを展示していた。「自治体の強靱化対策に合わせ、自治体や自治体に販売するITベンダーが多く訪れた」という。

 標的型攻撃などサイバー攻撃に関しては、他のセキュリティベンダーも出展。例えば、アルプスシステムインテグレーションは、標的型攻撃対策ソフトとして「InterSafe ILP」を展示し、届いたメールが偽装か本物かを判別するほか、「流出することを前提とし、自動暗号化機能を搭載した」。また、IT資産管理ソフト「LanScope Cat」の新機能として、業界初となる外部攻撃の検知・駆除・追跡を一貫して行うプロテクトキャットPowered by Cylance」を訴求していた。

 デジタルアーツは、メール誤送信対策ソフト「m-FILTER」と重要ファイルを暗号化して利用状況を追跡、遠隔でも削除できるファイル暗号化・追跡ソリューション「FINALCODE」を出展し、「ファイルサーバーを丸ごと暗号化する機能が、情報システム担当者が意識せず不正から保護できるソリューションとして注目を集めた」とした。キヤノンITソリューションズも、ウイルス対策ソフト「ESET」とデータ暗号化ソフト「DESlock」などを中心に、クラウド対応やマルウェア解析サービスなど最新ソリューションを展示していた。
 

キヤノンITソリューションズはウイルス対策ソフト「ESET」など、最新製品を紹介していた

 このほかでは、ディー・ディー・エスが、利用用途に合わせた多要素認証(生体、ICカード、OTPなど)の「EVE MA」や、「指紋+ICカード」といった二要素認証「EVE FA」などを展示。「自治体を中心に引き合いが多く、それ以外でも医療、金融などで要望が多い。ただ、依然として認証はパスワードを用いる企業が多く、初めて当社のソリューションを見て驚く来場者が多かった」と話す。また、網屋は競合が少ない製品でサーバーアクセスログ製品「SMASH Alog」という低価格な製品を紹介。「サーバー、端末側のエージェントなどオールインワンで20万円程度の製品で、店舗系や工場などで導入が進んでいる」と強調していた。

◇「モバイル・クラウド」ゾーン

 「モバイル・クラウド」ゾーンでは、クラウドのソリューションのほか、クライアント端末に関連する製品・サービスの展示があった。サイボウズの「kintone」を活用したソリューションなどを展開するソウルウェアは、7月20日にリリースしたばかりのkintoneにExcel出力機能を追加するプラグイン製品「RepotoneU Excel」を展示していた。また、これまで「RepotoneU」とした製品名を「RepotoneU PDF」にした製品も紹介。「帳票を出力する手間をKintoneを使って安価で簡単にした」点を訴求していた。

 インターコムは、同社主力のIT資産管理ソフト「MaLion」に加え、ワークスタイル変革支援サービス「デリバリーセンター」というフィールドワーカー向けの現場報告アプリを説明していた。「日報を提出するために会社に戻る必要性のない、タブレットを利用したソリューション」と強調。各企業の業務に合ったカスタムフォームの活用で、工事現場作業員や機器類の保守作業員、清掃作業員、介護福祉士の業務効率化を図るとしている。

 横河レンタ・リースは、マイクロソフトの「Office365」クラウドサービスとして、複数のデバイスで利用可能で、ライセンス管理やウェブ会議などとデバイスのレンタルをセットにした月額課金制のモデルを紹介していた。「初期費用を抑え、管理の手間を省くユーザー向け」としていた。

 日本マイクロソフトのブースでは、ダイワボウ情報システム(DIS)と連携した取引先(販売会社)向けライセンス契約管理システム「iKAZUCHI(雷)」を紹介していた。販売会社は、DIS経由でユーザーに提供する継続課金型サービス契約の新規登録や管理をウェブ上で行うことができる。「まずは、マイクロソフトCPSパートナー向けにAzureとOffice365の提供から開始する。“クラウド・マーケットプレイス”のような機能で販売会社が提供するソフトをAzure上で展開し、ここで販売することも視野に入れている」と話す。
 

ファーウェイ初のノートパソコンが展示されていた

 端末では、ファーウェイのブースに注目が集まっていた。同社初のパソコンでノート型の「HUWEI MateBook」を法人向けとして展示していた。このほかでは、ピー・シー・エーが「PCAクラウド」や同クラウドとシームレスに連携できる「PCAクラウド Web-API」を紹介していたほか、アール・アイがデータレスパソコンを展示していた。
 

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