ロボットにAIに次世代技術が満載



◇「次世代テクノロジー」ゾーン

 「次世代テクノロジー」ゾーンでは、ロボットやドローン、AI(人工知能)など、新しい商材を活用した法人向けのソリューションが多く展示されていた。このうち、DMM.comは高機能AIスマートロボット「Palmi」を使った名刺管理システム「sansan」や「Office365」との連携ソリューションを展示していた。また、ダイワボウ情報システムと連携し「DISロボティクスディベロッパーパートナー」を募集していた。「Palmi」をsansanなどのインターフェイスにすることで、オフィスコミュニケーションを改革する例を提示。「sansanで営業管理する企業では、Palmiを使って暫く営業に行っていない案件を音声で知らせることなどに使ってほしい」と話す。このほか、AIの活用では、Nextremerが対話型AIを搭載した対話システムを展示していた。

DMM.comは、AI搭載のロボット「Palmi」の開発パートナーを募集していた

 IoT(Internet of Things)の領域では、ぷらっとホームがセンサなどのIoTデバイスからデータを利活用するアプリまでをデモを交え紹介していたほか、コンテックが「M2M/IoTソリューション CONPROSYS」というパソコンベースの電子計測・FA制御の新ソリューションを展示していた。

 ドローンの利用では、DJI JAPANが世界シェアトップの同社製ドローンを使った建造物の老朽化点検や災害地域・危険区域の調査などのシーンで活用できることを訴求していた。

◇「教育」ゾーン

 同イベントで毎回目玉となっている「教育」ゾーンでは、アクティブラーニングやタブレットを活用した学習コンテンツなどのほか、実際の教室をイメージした場所でのデモが行われていた。

 チエルは、学校の全児童・生徒にタブレット端末などのクライアントが1人1台に行きわたることを想定し、安定的な無線LANを運用できるアプライアンス製品「Tbridge」を主に訴求していた。「uYubeやNHKの教育コンテンツを教室内で視聴する場合、とても重くて映像が途絶える」が、同製品を使うことで無線LAN使用時のTCP通信におけるパケット損失の影響を低減し、遅延時間の縮小を実現することでスループットを向上できるという。

チエルは、1人1台の端末を持つ際を想定した無線LAN製品を展示

 プリンストンは、アックティブラーニングなどに使う「Tidebreakコラボレーション・ソフト」を紹介していた。ホストパソコンにインストールするだけで、複数人のパソコンローカル内にある資料をホストパソコンの画面で共同作業することができる点に特徴がある。「大学の学生はMacを使っているケースが多い。このソフトは、端末のOSを問わず、WindowsパソコンとMacと一緒に使える」と、メリットを訴えていた。

 このほかでは、地元のJR四国コミュニケーションが、アクティブラーニングを支援するソフト「コラボノート」を展示していたほか、学映システムがICT支援員業務の見える化ソフトを展示するなど、学習や教職員向けのソフトや教材が多数あった。(谷畑良胤)

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