コアマイクロシステムズ(高橋晶三代表取締役)は、スケールアウト型ストレージの新製品「vNAS Scaler BASIC」を発売した。ハードウェアに依存せず動的に容量を拡張できる同社vNAS Scalerシリーズのエントリーモデルで、物理容量16TBのモデルで98万円からという低価格を実現した。

高橋晶三
代表取締役
 同社の高橋代表取締役は、vNAS Scalerは「データ量が爆発するビッグデータ、IoT時代のためのストレージ」であると説明。ストレージ装置が容量不足や寿命、保守期限に至った場合、従来であれば新しい装置へのデータ移行が必要だったが、同製品は、クラスタを構成する各ノードが対等なアーキテクチャを採用しており、稼働状態のまま機器を更新できるのが特徴で、移行に伴うシステム停止は発生しない。

 ストレージソフトウェアと汎用サーバーで構成されるSDS(ソフトウェア定義型ストレージ)製品で、ソフトウェアは売り切り型の永続ライセンスとして提供。ハードウェアが寿命を迎えても、追加のライセンス費用を支払うことなくリプレースが可能となっている。高橋代表取締役は「SDSがもつ本来の価値を引き出すことで、ベンダーロックインがなく、透明な価格構造をもつ製品を実現できた」とアピールする。(日高 彰)