富士ゼロックス(栗原博社長)は、エントリプロダクションカラー市場向け新製品として「Versant 3100 Press」、また、ライトプロダクションカラー向けの「Versant 180 Press」を、中国とアジアパシフィック地域では10月下旬から順次、日本では11月1日に発売すると発表した。

 新製品は、従来のVersantシリーズの高い基本性能を継承、新開発の「フィニッシャーD6」など新たな後加工オプションを追加することで、オンデマンドプリントのさらなる進化を実現するプロダクションプリンタ。フィニッシャーD6は、一般オフィスへの設置を意識し、従来のフィニッシャーに比べ容積比約85%のコンパクトサイズを実現しながら、多彩な後加工機能を備えた。標準搭載のスタッカーや平とじステープル機能以外にも、パンチ(穴あけ)、表紙挿入、紙折り、中とじ製本といった後加工機能を追加することができる。

 また、新開発の「中とじフィニッシャーD6」と「天地トリマークリーサーD1」「小口トリマースクエアフォールドD1」を接続することで、高品質な中とじ冊子が自動で製作することが可能となったほか、プリンタコントローラ「GX Print Server」に搭載のソフトウェアPrint Stationは、最新のV1.6にバージョンアップ。最新のRIP処理技術であるAPPE3.9を搭載するとともに、グラデーションの再現性向上やさらなる操作性の改善など、画質や運用効率を向上している。

 プロ市場向けのエントリモデルのVersant 3100 Pressは、毎分100ページの高い生産性と2400dpiの高画質、52-350g/m2に対応する幅広い用紙汎用性、そしてオペレーション負荷を軽減するインラインセンサによる画質の自動調整機能を継承している。一方、企業内印刷などのライトユース向けモデルのVersant 180 Pressは、毎分80ページの生産性、2400dpiの高画質、52-350g/m2に対応する幅広い用紙汎用性、オペレーション負荷を軽減するSIQAに加え、一般オフィスでの使用に配慮して、オフィス向けの機能も搭載している。コピー、スキャン、ICカード認証などによるセキュリティ、ログ管理などのマネジメント機能に加え、GX Print Serverを経由せずにプリントする機能により、オフィス文書を手軽に出力できる。

 税別価格は、最小構成時でVersant 3100 Press(GX Print Serverモデル)が1988万円、Versant 180 Press(GX Print Serverモデル)が872万5000円。同社では、国内外合計で、Versant 3100 Pressが年間1200台、Versant 180 Pressが年間3000台の販売を目標としている。