東京エレクトロンデバイス(TED、徳重敦之社長)は11月17日、ショウワ洗浄機(松下雄介代表取締役)の高速排水ろ過システム「JET.CAViTY」の販売を開始した。

 この高速排水ろ過システムは、ゴミ処理から放流までを高速に行える全く新しい機械方式のワンパスシステムで、高圧ジェットバブルによるキャビテーション効果を用いた物理的な方法で排水をろ過する1次処理と、ディスクフィルターろ過の2次処理で構成される。従来の活性汚泥法と異なり薬剤を使わないため、薬剤と活性汚泥の廃棄物処理にかかる費用を削減し、ランニングコストを大幅に抑えることができ、排水を貯蔵せずに処理を行うため悪臭の大幅な軽減が可能となる。

 TEDでは、空調機のコンプレッサー制御装置「inreviumSEA」を中核として、ボール式熱交換器自動洗浄装置「XAC」やクーリングタワー用スケール、赤錆還元システム「ANTIRUSTER」などの省エネソリューションの製造・販売を行っており、今回、JET.CAViTYを新たにラインアップすることで、食品工場の確実な排水処理や、使用する水の省エネ化の提案が可能となる。

 今後、日本だけでなく、日本とほぼ同じ環境基準をもつ韓国の食品工場向けにも販売する。韓国では同社のinrevium SEA製品の代理店であるUMIKX社経由で販売を行い、2018年までに50台の販売目指す。