日立製作所(日立、東原敏昭社長兼CEO)は、システム構築から運用までを一括して提供するSAP HANAのクラウドサービスを11月24日に発売した。

 日立はこれまで、SAP HANA環境に最適化した統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform for SAP HANA」をグローバルに提供しているほか、2015年3月に米国子会社である日立データシステムズを通じて、SAPシステムやクラウドサービスの豊富な実績・経験をもつオキシアを買収するなど、SAPシステムに関するノウハウを培ってきた。

 今回のサービスは、SAP HANA環境の構築から運用までを一括して提供するもの。具体的には、導入時のクラウド基盤の設計構築「Technical Consulting for SAP Solutions」と、クラウドリソースや運用サービスの「Cloud Delivered Service for SAP Solutions」の提供で、容易に迅速なシステム導入と運用負担の軽減が可能となる。

 日立のエンジニアを顧客ごとに担当チームとして編成。担当チームが顧客環境の設計・構築から運用、問い合わせ対応までをワンストップでサポートするほか、オキシアとの連携でグローバルで統一されたサービスメニュー、サービス品質での利用が可能となり、企業のグローバル展開状況に応じたシステム拡張も容易に行うことができるとしている。

 価格は個別見積もりで、サービスの提供は17年1月4日からの予定。日立では、今後も、SAP HANA環境を提供するクラウドサービスのメニュー拡充を図り、ビジネスの価値創出を支援していく考え。