ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は、オープンソースの運用統合ソフトウェア「Hatohol」を搭載した大規模システム向け統合監視アプライアンスの新製品として「MIRACLE ZBX8300」を11月29日に発売した。

 新製品は、統合監視ソフト「MIRACLE ZBX」をはじめ、監視サーバー専用にチューニングしたLinuxサーバーOSや監視に必要なソフトなどをインストールした状態で提供するハードウェア一体型アプライアンス。個別にソフトウェアスタックを揃えて一から構築する場合に比べて、すぐに監視設定を開始することができコストメリットにも優れている。

 Hatoholは、システム監視やジョブ管理、インシデント管理、ログ管理など運用管理ツールのハブとして機能する運用統合ソフト。システム監視ツールの統合機能をもっておりZabbix、Nagiosなどの複数の監視環境と連携することで監視情報を集約して一元的に表示することができる。

 今回、MIRACLE ZBX8300にHatoholを搭載したことで、従来の監視機能に加え、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境のシステムや、既存のオープンソース監視ソフトウェア(ZabbixやNagiosなど)の環境を統合したシステムの一元監視が可能となり、大規模システムでの運用効率を大幅に向上した。また、システム監視オペレータ向けに設計した見やすいイベント画面を提供し、経験の浅い運用オペレータでも容易に監視業務を行うことが可能なほか、ユーザーは既存のMIRACLE ZBXまたはHatoholから自由に管理画面を選択することができるとしている。

 税別価格は、MIRACLE ZBX8300 1年サポートパックが470万円、MIRACLE ZBX8300 クラスタ1年サポートパックが690万円。