ニュース

ワンビ、遠隔データ消去方法に関する特許を取得

2016/12/15 22:02

 ワンビ(加藤貴社長)は12月15日、遠隔データ消去方法に関するコンピュータとデータ消去管理サーバーに関する特許(特許第6045104号)を11月25日に取得したと発表した。

 今回の特許は、ネットワーク経由で管理サーバーから消去命令を発行し、命令を受信したコンピュータのOSを含む全データの消去に関わる技術。従来の技術では、消去プログラムがOS上で動作しているため、OSを消去することができなかった。OSには、利用者固有のネットワーク情報や設定情報が保存されていることがあるため、それらの情報が流出することで、サイバー攻撃の一因となる可能性があった。

 この特許技術を活用することで、コンピュータの紛失や盗難の際、企業や組織の重要データだけでなく目に見えないディスク上のすべてのデータを安全に消去できる。また、コンピュータを廃棄する際のデータ消去を遠隔から実行し、消去処理が完了した通知を受け取ることができるようになる、としている。
  • 1

外部リンク

ワンビ=http://www.onebe.co.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>