キューデンインフォコム(Qic、田嶋正彦社長)は、福岡市博多区に同社3拠点目となる「Qicデータセンター博多駅」の建設に着手すると発表した。データセンターのサービス開始は、2019年を予定している。

 同社は03年に「Qicデータセンター福岡姪浜」、15年に「Qicデータセンター福岡空港」の運用を開始しており、今回建設するQicデータセンター博多駅は3拠点目。「安心・安全な立地環境」「建物免震構造をはじめとした高信頼ファシリティ」「安定したサービス提供の実績と万全のサポート体制」「主要都市から好アクセスな環境」により、顧客の情報資産を守り抜く安心と信頼のデータセンターサービスを提供する。

 建物は、大規模な地震発生時にも揺れを軽減して安定運用を継続できる免震構造を採用。また電力は異なる変電所からの2系統受電で、冗長化した無停電電源装置や非常用発電機により万が一の場合でも安定して電力を供給し続ける。さらに、電気・通信設備、サーバールームなどの重要設備は、すべて建物の2階以上に設置しており、あらゆる災害時にも継続運用が可能な設計としている。

 サーバールームは、約1400ラックを設置できるスペースを有しており、電源は1ラックあたり最大30kVAまで対応可能。クラウド事業者の基盤システムから企業の基幹システム利用など、大規模なニーズにも対応できる。建物内には、入口からサーバーラックまで幾重もの物理的な区画を設けており、各区画のセキュリティレベルに応じて、各種ゲートや生体認証、共連れ防止装置などを設置し、許可された者以外の入室や顧客情報システムへの接触を阻止する。こうした厳重なセキュリティは、FISCに準拠しており、高いセキュリティレベルを希望する顧客のニーズに対応する。

 なお、同社はデータセンターの運用でISMS認証とBCMS認証を取得しており、安心と信頼のサポート体制で10年以上にわたり安定したサービスを提供してきた。今回建設するQicデータセンター博多駅でも、ISMS認証とBCMS認証を取得する予定。