パナソニックは1月12日、ノートPC「Let's note」の春商戦向けモデルの発表会を開催した。着脱式のキーボードを備えた12型の「Let's note XZ」を新たにラインアップに加えた。発売は2月7日。

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パナソニックAVCネットワークス社
ITプロダクツ事業部長の
坂元寛明常務

  Let's noteは、2016年にブランド20周年を迎えた。パナソニックAVCネットワークス社ITプロダクツ事業部長の坂元寛明常務によると、16年は国内PC過去最高販売台数を記録し、モバイルPCの国内シェアも上昇。北米市場でも回復し、タフブック、タフパッドとも販売台数が拡大しているという。

 今回投入するLet's note初の着脱式モデル「CF-XZ6」は、キーボードを接続すればノートPCとして、キーボードを外してディスプレイだけにすればタブレット端末として使える、いわゆる2in1モデルだ。ビジネス向けPCとして、2in1モデルが注目を集めている理由は、多様化するワークスタイルにフレキシブルに対応できる点にある。

 ワークスタイルについて、来賓として登壇したインテルの江田麻季子代表取締役社長は、「国内に3600万人のフィールドワーカーがいるが、PC利用台数は6分の1の600万台程度。国内2400万人のオフィスワーカーのうち、約70%が社内PCを持ち出せない環境にいる。さらに、300万人以上の女性が就業を希望しているが、3分の1が育児や出産で求職を断念している」と説明。オフィスという場所にとらわれない働き方が求められている一方、デバイス側が追いついていない現状を訴えた。

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着脱式のキーボードを備えた「Let's note XZ」

 一方、製薬向けCLMソリューションを提供するイットアップのセールス&マーケティング部の小坂信太部長は、「フィールドワークではiPadを使い、社内ではノートPCを使うなど、複数のデバイスを保有している人は多い」と話す。さらに、最近は女性のMR(医薬情報担当者)が増えており、女性でも持ち歩ける軽量モデルが求められていると話した。その点、CF-XZ6であれば、保有するデバイス数を最小限にすることができる。さらにキーボードを装着した全体の重さは約1019g、ディスプレイ部は約550gと軽量で、女性でも持ち運びしやすい。今後は、キーボードのオプション販売を検討しているという。

 坂元常務は「着脱式PCがモバイルPC法人市場を徐々に底上げする。着脱式PCのカテゴリで19年までにシェア35%を目指す」と意気込みを語った。(山下彰子)