プリペイドサービス事業を展開するバリューデザイン(尾上徹社長)とITサービス企業のネオス(池田昌史社長)は、共同で「微信(WeChat)」を活用したモバイルプリペイドカードサービスを開発した。第一弾として、上海JR九州フードサービス(李春光総経理)が展開する飲食店「赤坂うまや」にサービスの提供を開始している。

 バリューデザインでは、上海に子会社の佰馏(上海)信息技術(河戸正幸総経理)を抱え、2013年から中国でプリペイドサービス事業を展開。すでに約20社の契約企業を有するが、今後の事業拡大に向けて自社の「バリューカードASPサービス」と「微信」との連携を模索。そこで、ITサービス企業のネオスと協業し、サービス開発を進めてきた。

 今回開発したサービスでは、「微信」上でモバイルプリペイドカードを発行できるほか、すでに店舗で配布済みのプラスチックカードをモバイル化することが可能。さらに、プリペイドカード機能に加えて、ポイント機能や「WeChat Payment(微信支付)」を利用したオンラインチャージ機能を搭載した。

 また、導入企業は「微信」の公式アカウントを通して、顧客に情報配信やクーポン配布が可能。「微信」上にECを開設して、総合的なO2Oプラットフォームとして活用できる。(真鍋 武)