さくらインターネットは4月18日、IoTプラットフォーム「sakura.io」の提供を開始した。同プラットフォームは、昨年より提供中の「さくらのIoT Platform β」の正式サービス版という位置づけになる。

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山口亮介
IoT事業推進室室長兼
IoTプラットフォームチーム
シニアプロデューサー

 sakura.ioは「だれもが、データを活かせる世の中へ」というコンセプトのもと、通信モジュールや通信環境、データの保存や連携処理に必要なシステムを一体で提供することで、これからIoTに取り組みたい企業のニーズに応える。

 「IoTに取り組もうとする企業は増えたが、どうやってデータを集めるのか、データの安全性はどう担保するのかなど、壁にぶち当たって先に進めないということが多い。sakura.ioでは、IoTを始めるために必要な環境を提供するため、企業はIoTで何をやりたいのかという企画やアイデアに集中できる」と、山口亮介・IoT事業推進室室長兼IoTプラットフォームチームシニアプロデューサーはsakura.ioの狙いを語る。単体方式の通信モジュールは1台あたり8000円で、sakura.ioの月額利用料金は通信モジュール1台につき月額60円に設定した。なお、通信モジュールは、キャリアのLTE閉域網を使用してsakura.ioに接続するため、外部からの攻撃などを気にする必要がない。

 さくらインターネットは、sakura.ioにおいても、インターネットインフラサービスの提供会社という立ち位置は変わらない。そのため、ハードウェアの開発や、IoTソリューションの導入についてはパートナーに委ねることになる。そこで同社は、ハードウェアに関しては「デバイス開発/量産化パートナー(仮)」、サービス提供に関しては「サービス開発パートナー(仮)」というパートナー制度を設定し、sakura.ioを展開していく予定である。(畔上文昭)