スモールスタートでデータ分析が可能に

 システムサポート(小清水良次代表取締役)は4月18日、日本マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上で稼働するオールインワン型のデータウェアハウス(DWH)ソリューション「Smart DWH」をリリースした。Azureの機能を活用し、DWHはもちろん、データ連携、BI、機械学習、システムのバックアップや監視機能まで、データ分析のためのソリューションをオールインワンで網羅する。初期投資を抑え、スモールスタートできるプロダクトとして、幅広いユーザーに訴求したい考えだ。

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今村哲也
事業部長

 同社はもともとAmazon Web Services(AWS)の有力パートナーであり、AWSのクラウドDWH「Amazon Redshift」をコアにして、BIツールのTableauなどを組み合わせ、類似のソリューションを提供してきた。Smart DWHは、そのノウハウを生かして、Azure上に新たにつくりあげたクラウドDWHソリューションだ。

 システムサポート東京支社の今村哲也・クラウドコンサルティング事業部事業部長は、「クラウド型のデータ分析ソリューションという観点では、日本でオンリーワンといってもいいノウハウがあると自負している。従来のDWHは大規模な初期投資が必要だったが、すべてクラウドで完結させることで導入のハードルは一気に低くなるし、市場も大幅に広がるとみている」と話す。

 Smart DWHの具体的な構成は、クラウドDWHの「Azure SQL Data Warehouse」をはじめ、データ連携の「Data Factory」、BIツールの「Power BI」、機械学習の「Azure Machine Learning」など、Azure上でマイクロソフトから提供される機能を組み合わせるかたちが基本。バックアップやリソース監視には、オープンソースのZABBIXを使う。

 また、同社はRedshiftを活用したクラウドDWHソリューションの経験などをもとに、クラウド環境でのDWH開発の進め方やDWHの定着までを体系的に定義した独自の方法論「Smart DWH メソッド」を作成している。これにより、Smart DWHの導入から評価までの工程を一貫して管理し、プロジェクトをスムーズに軌道に乗せる支援も行う。また、DWHの機能追加などの開発、システムトラブルの対応などの運用サポートもセットで提供する。(本多和幸)