ビジネスPCを一新

 NECは、教育機関向けモデルも含めてビジネス向けのデスクトップPC、ノートPCを刷新し、16タイプ78モデルを順次発売する。ラインアップはデスクトップの「Mate」シリーズとして、スリムモデル、液晶一体型モデル、SOHO・中小企業向けモデルなど。ノートPC・タブレットPC「VersaPro」シリーズとして、タブレットモデル、ビジネスモデル、モバイルモデル、SOHO・中小企業向けモデルなどを用意した。

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引き出しに収納できる
「VersaPro UltraLiteタイプVG」

 新モデルは、主力機種に最新のインテル第7世代CPUを搭載できる。第7世代はWindows 10のみの対応になるので、Windows 8.1/7をサポートする第6世代CPUも用意し、顧客のニーズに対応する。さらに、ノートPCのメモリの価格を見直し、4GB以上では大幅に引き下げた。例えば、2016年下期では4GBが3万5000円だったが、新モデルは同じ価格で8GBメモリを選択できるようになり、メモリの大容量化を提案していく。HDDとSSDのハイブリッド構成をノートPCでも選択できるようにし、SSDの高速性とHDDの容量の二つのメリットを有効活用できる。

 新きょう体を採用した注目モデルがモバイルの「VersaPro UltraLiteタイプVG」だ。13.3型ワイド液晶を搭載しながら、重さを約769gに抑えた。さらに、サイズはA4用紙ほどとコンパクトで、同社の担当者は「事務机の引き出しに収納できるので、終業後は引き出しに鍵をかければセキュリティ対策ができる」と話す。

 画面が360度開閉し、ノートPCとしてもタブレットとしても利用でき、オフィス、外出先でも場所を問わず利用できる。CPUは第6世代のCore i5-6200U。本体内蔵となるバッテリは、約6.5時間駆動するリチウムイオン(M)バッテリに加え、約62gの重量増となるが約10時間という長時間駆動が可能なリチウムイオン(L)バッテリを用意する。税別価格は32万9000円から。

 デスクトップPCの「Mate タイプME/MB」も新きょう体を採用した。従来に比べ、奥行きを約8cm縮小し、きょう体の容積も約20%削減した。前面にあるUSB3.0ポートは4ポート用意し、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器の充電にも対応できるよう工夫した。また、オプションで無線LAN機能を追加できる。価格はハイエンドモデルのタイプMEが18万1000円から、スタンダードモデルのタイプMBが15万9500円から。(山下彰子)