アイティフォー(東川清社長)は8月21日、老舗スーパーの紀ノ国屋 デイリーテーブル キノクニヤ 西荻窪駅店から量販店向けデジタルサイネージ配信サービス「アロービジョン」を受注し、新店オープンの6月13日に稼働を開始したと発表した。

 同店では、大型モニタ2台を店頭に設置し、アロービジョンを活用して、おすすめのパン、弁当、寿司、野菜、酒などを紹介する動画配信を開始。すでに導入済みの店舗BGM「アローサウンズ」による店内CM放送との相乗効果もあり、オープン後、売上目標を達成している。

 また、2台のモニタはネットワークに接続されており、モニタ電源の自動オンオフや配信内容の変更などをすべて本部から一括コントロールすることができる。ネットワークには同社既存のPOSネットワークを流用するため、通信費は不要。動画配信はストリーミング方式ではなく、夜間にSTB(セットトップボックス)へ動画ファイルを転送する方式のため、POSネットワークに負荷をかけることもない。

 紀ノ国屋では、西荻窪駅店でデジタルサイネージが高い販促効果を達成していることから、8月30日に東京駅の地下の新たな商業空間・グランスタ丸の内に新規オープンする「キノクニヤ アントレ」にもアロービジョンの導入を決定している。

 アロービジョンは、月々の利用料(モニタなどの機材は別売り)が1店舗あたり税別4500円(500円のサポート料を含む。モニタ10台まで接続可能)の固定料金に設定している。少ない台数から始めて、必要に応じて台数を増やしていくことができる。アイティフォーでは、今後、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、百貨店、専門店などにアロービジョンを拡販していく考え。