ニュース

インフォシス、英デジタルデザイン会社買収で「デジタル事業」に重点

2017/09/13 10:30

 インドのSIer、インフォシス日本支店(大西俊介・日本代表)は、デジタルマーケティングやオムニチャネルといった「デジタル事業」に重点を置く。英国のデジタルデザイン会社ブリリアント・ベイシクスを、9月11日までにインド本社が買収したことを受けて、国内でもデジタル事業をテコ入れする。


インフォシス日本支店の大西俊介・日本代表

 ブリリアント・ベイシクスは、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験)のデザイン/設計を強みとしている。インフォシスの本業であるSIと連携させることで、「ユーザー企業のデジタライゼーションの上流設計からシステムの実装までトータルで支援していく」(大西・日本代表)ことで、受注を伸ばす。

 インフォシス日本支店のこれまでのデジタル事業は、海外ユーザーが日本国内に事業を展開するときに支援するケースが多かった。だが、今後は国内ユーザーのデジタライゼーション案件も積極的に獲得していく。こうした取り組みによって、2020年までにはデジタル事業の顧客数を直近の10倍に増やす方針だ。
  • 1

関連記事

<デジタル革命最前線>キーワードは「デジタルトランスフォーメーション」

日立システムズなど、現場業務のデジタル化支援を拡充

日立システムズ 金型の棚卸し作業や資産台帳の整理などIT導入前のサービスを本格化

外部リンク

インフォシス日本支店=https://www.infosys.com/jp/