チエル(川居睦社長)は9月26日、新たな情報セキュリティのソリューションとして、メールとファイルの無害化ソフト「SHIELDEX」を、学校市場にとどまらずエンタープライズ市場まで幅広く提供するため、ソフトキャンプジャパン(SCJ、裵桓国社長)、韓国Venture Bridge(VB、金炯釗社長)の3社による新会社「SHIELDEX株式会社」(田中裕士社長)を9月14日に設立したと発表した。

 SCJは、チエルが日本の学校市場向けに販売しているシステムリカバリソフト「WinKeeper」の開発元である韓国ソフトキャンプの日本法人で、VBはチエルのパートナーとしてともに授業支援システムとデジタル教材を開発してきた。この3社の開発力と販売力を融合した新会社では、無害化ソフトのSHIELDEXを、学校市場だけでなくエンタープライズ市場にも幅広く提供していく計画だ。

 SHIELDEXは、「ファイル・メール無害化」「転送システム」「承認ワークフローシステム」をオールインワンで提供するネットワーク分離対応ソリューション。高性能なコンテンツ無害化&再構成技術(CDR)を利用して、持ち込みファイルに対してデータ無害化処理を行い、安全なコンテンツのみを内部で利用して、PCの重要エリアへの侵入遮断と保護を行う。根本的にファイルを正規方式に書き換えるため、システム負荷を最小限にしながら、ゼロデイ攻撃にも対応する。

 また、スパムメール遮断やアンチウイルス、仮想環境で悪性コードを検知する既存の方式とは違い、メールに添付された文書ファイルに仕組まれた悪性コードを無害化する機能を提供する。さらに、ネットワーク分離されたインターネット側、LGWAN側でのファイル転送機能(特殊プロトコルによる暗号化された転送)により、安全にLGWAN側に搬入することができる。承認を受ける(ワークフロー)システムも実装しているため、よりセキュアに対応できる。