
会場で展示されたヒートマップ

CEATECモードでは、実際に訪問したブースと滞在時間が表示される
ジョルテにとってもビーコンを活用した取り組みは今回が初とのことだが、今後もこういった機会を増やしていく方針だ。「ジョルテはスケジューラーだが、各人の過去の履歴や未来の予定がわかる。その人に近い情報を配信することで、スケジューラーだったジョルテに、メディアという機能も加わっていく」と語るのは、ジョルテのプラットフォーム推進室の津田雅之課長だ。「現在は120社前後のパートナーと組んでジョルテ上で広告を配信しているが、各人の予定に沿って内容を配信することで、『ターゲティングをしたメディア』になってきたと捉えている。さらに今回のように、ビーコンと組み合わせることで、実際に訪れたかどうかという来場のコンバージョンまで図ることができる。必要な情報が出てくることで、表示される広告の価値そのものを変えていきたい」と、ジョルテが目指す方向性を語った。(続く)