販売店、顧客接点づくりに貢献

 ATENジャパン(鄧鴻群社長)は、7月にオープンした神田ショールームで、HDBaseTインストーラーエキスパート認定講座やセミナーを実施することで、販売店や顧客との接点づくり、製品プロモーション活動に生かしている。

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HDBaseTインストーラーエキスパート認定講座の様子

 HDBaseTは家電製品向けの接続規格で、4K2K、1080p60対応HDMI信号を非圧縮で最長100mのLANケーブル1本で伝送できる。台湾にあるATEN本社で、DBaseTアライアンスの講師によるHDBaseT認定トレーナー育成プログラムを受け、社員の30人以上がHDBaseT認定トレーナーの資格を得て、コントリビューター会員として認められた。この30人のうちの一人がATENジャパンの社員で、国内で唯一の認定トレーナーとなる。

 これを受けて8月末から神田ショールームで、10月からは大阪のデモルームでHDBaseTインストーラーエキスパート認定講座を開始。毎月実施している。講座を受け、公認インストーラとなることで、オフィシャルサイトにアクセスし、直接情報を得ることができるようになる。10月末時点で、講座を受講し、認定された合格者は50人以上にのぼる。

 こうした講座は、販売店や顧客との接点づくりにも貢献している。同社では以前から東京・荒川区にある本社の会議室や、大阪では会場を借りて、製品やソリューションを提案するセミナーを実施していたが、認定講座を開始し、ショールームやデモルームを用意したタイミングで、セミナー内容を整理、強化した。実機を動かす機会をつくることで、製品に対する理解度が増し、使用イメージがつきやすく案件化しやすいという。現在は、HDBaseTインストーラーエキスパート認定講座を含め、東京会場では月4回、大阪会場では月2回、こうした講座やセミナーを実施している。なお、現在予定しているセミナーはすべて無料。

 今後は、より販売店や顧客の問題解決をサポートできるセミナーを開催する予定だ。栗田正人・東京支社 企画本部 企画部部長は「これまでは台湾本社の製品情報を中心に伝えていたが、日本国内に合わせた内容をつくり込んでいく。来年は外部とコラボレーションしていきたい。製品情報だけではなく、導入事例や使い方、トラブルとその解決法などを紹介できるような企画を考えている」と話す。次回は、東京会場では11月22日に「ATENコントロールシステム」セミナー、28日に「HDBaseT認定講座」、大阪会場では11月24日に「HDBaseTインストーラーエキスパート認定講座」を開催する。(山下彰子)