クラウディアン(太田洋社長)は12月2日、ABEJA(岡田陽介社長CEO兼CTO)と、ABEJAのディープラーニングを活用したPaaS技術「ABEJA Platform」でのスケールアウト型オブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」の利活用に向け、ABEJA Platform Partner Ecosystemのパートナーに参画し、技術連携したと発表した。

 ABEJAは、ディープラーニング技術を活用し、さまざまな大量データの取得・蓄積・学習・解析・出力・フィードバックを行うABEJA Platformの研究開発を行っている。ABEJA Platformをベースに、小売り、流通に特化したSaaS「ABEJA Platform for Retail」は、国内の420店舗以上(10月末時点)に導入され、店舗運営の改善を支援するソリューションを提供している。一方、クラウディアンは、スケールアウト型オブジェクトストレージ製品のHYPERSTOREをグローバルに展開している。HYPERSTOREは、小規模に始め、データ量の増加とともにノードを追加するだけでペタバイト超級に拡張できる、Amazon S3と同等のクラウドストレージシステムを顧客のデータセンター内に構築し運用できる点が大きな特徴となっている。

 クラウディアンでは今回、ABEJA Platform Partner EcosystemのIoTネットワークパートナーとして、ABEJAが提供するプログラムに参画することで、HYPERSTOREとABEJA Platformを連携したシステムの提供が可能となる。そして、オンプレミスで大量データを蓄積しながらAI開発、運用ができるシステム環境を構築することができる。とくに、製造業の工場や研究開発など、機密情報保持のためにインターネットから隔離されクラウド利用が難しい現場などや、クラウドとオンプレイスを使い分けるハイブリッドクラウドとしての利用も見込んでいる。