休憩を挟んで「セッション3」では、キングソフトの高橋満・WPS事業部ビジネスパートナー Div.ディレクター代行が「コスト削減のカギは、オフィスソフト選定にあり!~定番からの脱却で見える化する「課題」と「解決策」~」をテーマに、コスト削減に貢献する互換オフィスソフト「WPS Office」などを紹介した。

 同社のソフトはこれまで、「KINGSOFT Office」という名称だったが、最近「WPS Office」に変更している。パソコンを使うビジネスシーンや教育シーンでオフィスソフトの活用は必須だ。高橋ディレクター代行は「少しでもコストを抑えたいというニーズがある。ただ、機能がダメだと使われない。当社のWPSは、マイクロソフトOfficeと比べ操作性や保存形式などが同じで、マルチデバイスに対応している。互換性ソフトだと拡張子などの問題があるが、そのようなことはない。顧客の持っているデバイスのOSで稼働する」と述べた。

 製品としては、「Writer」「Presentation」など、マイクロソフトのWordやExcel、PowerPointなどと同じ機能の製品がある。導入実績について高橋ディレクター代理は、「全国で約700万ライセンス、エリア別でみると東海地区は3番目に多い。この地区では文教分野が43%と圧倒的に比率は高い。昨年から文教市場に注力しているためだ」と語った。その上で各領域について触れ「学習指導要領の変更があり、教材を揃えるための経費が増し、コスト削減が必要。パソコン教室では、Excelなどを開けない。そこをWPSに置き換える事例が増えている」と、限られた予算で最大限の効果を発揮できるとした。

 同社では、マイクロソフト製品を使っていない端末のOfficeの入れ替えを狙っている。例えば、東海地区のユーザーであるキクチメガネは、全店舗で利用するパソコンにマイクロソフトOfficeを導入しようとしたが、すべてに入れると多大なコストが必要になる。そこで操作性に問題のない点を評価しての導入となった。また、アーク引越センターでは、マイクロソフトOfficeのサポート切れを機にVBAを導入したと、事例を示した。
 
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キングソフトの高橋満・WPS事業部ビジネスパートナー Div.ディレクター代行

 「セッション4」では、昨年10月に「東海支店」をオープンし、東海エリアのビジネスを拡大中であるNTTPCコミュニケーションズの中山幹公・営業本部営業企画部部長が「IoT、AI、SD-WANなど最新ICTトレンドを捉えたNTTPCのお勧め商材とは!?」と題し、自社のラインアップを紹介した。

 最初に紹介したのは、ウェアラブルIoTサービス「みまもりがじゅ丸」だ。中山部長は「建設現場や警備員などフィールドワーカーの高齢化が目立ち、過密な労働環境になっている。このサービスは、ワーカーのラインケアを目的とした。リストバンドからスマホ経由で心拍数や位置情報などを一覧できる。心拍数を計測することで、イライラや脳梗塞などの予兆を感知できる」と説明した。

 次いでセキュアカメラクラウドサービスを解説した。これは監視カメラのクラウドサービスで、世界的に売れているドイツ製の360度レンズを使い、映像データを閉域網でセキュアに監視できる。「店舗や一般オフィスでも採用されている」という。また、有害鳥獣の防御策となる「みまわり楽太郎」という製品を示した。これは罠に鳥獣が入ると写真を撮影し、ウェブ画面で時系列に管理できる」ことから、警備会社にOEM提供などを行っているとした。

 中山部長はこれ以外にも、複数の自社商品や実証実験中の商品を紹介した。例えば、車両データをもとに利用者に故障・事故リスクを通知する「カーモビリティIoT」や、TOTOと連携し開発したトイレの排泄物のにおいで高齢者などの健康状態を把握する「スマートホームIoT」などを提示したほか、Supermicro製のGPUサーバーを、AIを使うユーザー向けに提供していることなどを紹介した。
 
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NTTPCコミュニケーションズの中山幹公・営業本部営業企画部部長

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