日商エレクトロニクス(岡村昌一社長)は、業務自動化のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)開発のRPAテクノロジーズ(大角暢之社長)、AI活用型OCR開発のABBYY(アビー)ジャパンと協業すると発表した。RPAテクノロジーズのRPAと、ABBYYジャパンのAI活用型OCRを組み合わせて、ソフトウェアロボットを労働力(デジタルレイバー)として戦力化させる「デジタルレイバーサービス」を始める。

201802051310_1.jpg
写真右からRPAテクノロジーズの大角暢之社長、日商エレクトロニクスの岡村昌一社長、
ABBYYジャパンの小原洋日本統括シニアディレクター

 日商エレクトロニクスの岡村社長は、「ソフトウェアロボットが人に変わって単純労働をこなすことで、人はよりクリエイティブな業務に集中できる」と協業の意義を話す。同社では2017年11月からRPAテクノロジーズの「BizRobo!(ビズロボ)」と、AI活用型OCRの「FlexiCapture(フレキシーキャプチャ)」を実際の業務で活用。年間400時間ほど要していた請求書のチェック作業を、社員の業務時間ベースで90%余り削減。また、運用ルールのガイドライン作成やロボットの管理体制の整備にも取り組んできた。

 RPAテクノロジーズの大角社長は、「RPAはユーザーの成熟度や業務特性に合わせた適切なサポートが必要」と指摘。ツール単体ではなく、ユーザーへの導入やコンサルティングが重要であり、日商エレクトロニクスではこれを受けてデジタルレイバーコンサルタントを中心とした専門チームを発足。顧客へのノウハウ提供やサポート体制の強化を行っている。ABBYYジャパンの小原洋日本統括シニアディレクターは、「日商エレクトロニクスのトータルサポートによる総合力に期待している」と話した。

 日商エレクトロニクスでは、「デジタルレイバーサービス」事業で、初年度20社への納入を目指す。