NEC(新野隆社長)は2月15日、東京・田町の森永プラザビルで、「顔認証共創ソリューション展示会~こんなところにも顔認証広がる活用シーン~」を開催した。販社、SIer、ユーザー企業などから予定の倍以上となる約800名が来場し、終日、大盛況となった。

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展示会場には、想定を超えるほど大勢の人が訪れた

 展示会には、NECの顔認証技術を組み込んだビジネスソリューションを開発するコミュニティパートナー19社が出展。入退出監視や防犯対策をはじめ、マンションの宅配BOX管理、勤怠管理との連携による働き方改革、医療現場における「見守り」など、幅広い分野での顔認証ソリューションが展示された。
 
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顔認証を活用したソリューションの説明に聞き入る来場者

 NECは2017年4月に、AIおよびIoTの領域でパートナーとのビジネスの共創を目指す「AI・IoTビジネス共創コミュニティ」を発足。今年1月末時点で77社が参加し、参加を検討している企業も130社にのぼっている。同コミュニティでは現在、3つのパートナープログラムを用意しているが、そのひとつである「ソリューション開発プログラム/顔認証・VMS」の活動の一環として、今回のイベントを開催した。

 NECが顔認証に特化した展示会を開催するのは今回が初。「幅広い分野に対応した最先端の顔認証ソリューションを体感できる展示会を目指した」としている。顔認証と聞くと、入退室や防犯などの用途をイメージしがちだが、すでに幅広い分野でビジネス化を目指した動きが進んでいる。SIerなどが持つ業種・業務に特化した商材やサービスと連携させることで、さまざまなビジネスへの展開に顔認証を有効活用できることを示す展示会となった。

 今回の展示会は、東京での1日のみの開催だが、来場者、出展企業の双方から好評だったことから、「今後、同様のイベントを夏頃を目途に開催することを検討している」という。