日本ティ―マックスソフト(TmaxSoft、浅井ケント社長)は4月17日、NOVAホールディングス(稲吉正樹社長)が、IBMのクラウド・プラットフォーム「IBM Cloud」上でTmaxSoftのRDBMS「Tibero RDBMS」を使い、教室の予約システムから基幹システムまでの自社システムを仮想化環境に移行し、現在稼働中であると発表した。

 NOVAホールディングスでは、先進的にシステムのクラウド化を目指し、経営部門と情報システム部門が一体となり、次代に生かせるシステムづくりに着手したが、Oracleのライセンス体系を考えた場合、かえってクラウド化することにより、ランニングコストが高くなる事態を引き起こすことがわかったという。

 そこで、DB移行を含めた検討をするなかで、Oracle互換のRDBMSである「Tibero」が候補に挙がり、ミライト情報システムが提案するIBM Cloud上での検証を開始。その結果、DB移行がスムースに進むことがわかった。とくに、TiberoにバンドルされているDB移行支援ツール「T-Up」により、事前にOracle DB環境からの移行性検証が可能となり、具体的な移行作業や移行コストについて計画を立てる上で大きなメリットとなった。

 実際に、全国で展開する駅前留学レッスンの予約やオンラインのお茶の間留学レッスンの予約など、膨大なデータを運用するシステムのDB移行にも関わらず、DB移行期間は1か月で済み、その他のアプリケーションの移行作業や検証を含めて、総開発期間4か月で完了。Tiberoを用いた今回のクラウド化により、安心安全な運用環境とともに、ライセンス費用や保守・メンテナンス費用を削減できるシステムへの移行を実現した。