ニコンは5月18日の取締役会で、中国の生産子会社Nikon Imaging China(NIC)の解散と清算に向けた手続きの開始を決議したと発表した。

 操業停止後の生産移管などの対応が完了したため。ニコンは、解散に伴って発生する費用として20億円を見込んでおり、5月10日に発表した19年3月期の業績見通しに織り込んでいる。

 スマートフォンの台頭で、コンパクトデジタルカメラ市場が急速に縮小。NICの稼働率は著しく低下し、ニコンは17年10月にNICの操業を停止していた。

 NICは、02年6月に設立し、デジタルカメラとデジタルカメラ用ユニットを製造していた。16年12月通期の売上収益は、前年同期比約2億4100万元(約42億円)減の約12億3600万元(約215億円)だった。