ソフトバンクグループは6月5日、子会社の英ARM(アーム)が、中国子会社の持分の過半数を複数の機関投資家やアームの顧客などに売却すると発表した。現地で合弁会社化し、中国市場で事業を拡大することが狙い。

 中国子会社持分の51%を7億7520万米ドル(約850億円)で売却する。売却先は明らかになっていない。取引は6月中に完了する予定。取引完了後、中国法人は連結から除外される一方、関連会社となって持分法が適用される見通し。ソフトバンクグループは、2019年3年期第1四半期連結決算で、売却による利益などを計上する見込み。

 ソフトバンクグループによると、アームの中国事業は堅調に推移し、18年3月期にはアームの売上高のうち20%を中国事業が占めていた。17年に中国で設計された最新半導体チップの約95%は、アームの技術が使われていたと推定されるという。