ピュア・ストレージ・ジャパンは、年次イベント「Pure Live 東京 2018」を7月13日に開催。事前記者説明会では、データを中心としたデータ・セントリック・ソリューションの方向性について発表し、NVMe対応製品、クラウド対応サービス、AI対応製品の三つをリリースするとした。

ピュア・ストレージ
マット・キックスモーラー
戦略部門副社長
 米ピュア・ストレージのマット・キックスモーラー・戦略部門副社長は、「われわれの目標は、データの分野で最も革新的な会社になること」と強調。ピュア・ストレージ・ジャパンの田中良幸社長も「ユーザー企業が抱える大きな課題は、データをきちんととらえ、戦略的に使うこと。これを具現化するソリューションを提供する」と話した。

 NVMe対応製品は、昨年4月に発売したオールフラッシュアレイ「FlashArray//X」と従来の「FlashArray//M」シリーズを統合。共有型高速ストレージとして、エントリー構成の「FlashArray//X10」「同20」、パフォーマンスとスケーリング構成の「同50」「同70」「同90」の5機種に刷新した。NVMeに対応することで並列化処理が可能となり、ネットワーク上のストレージ、またはサーバー内のストレージでも同じパフォーマンスを遂行できる。

 
ピュア・ストレージ
ジャパン
田中良幸社長
 クラウド対応サービスとして、「Evergreen Storage Service」を提供する。クラウドベースの従量課金制でストレージを利用でき、企業はシステムを停止せず、数日で運用を開始できる。Tier1向けのエンタープライズグレードの機能を備え、スケーラブルなオンプレミス型のソリューションとして提供する。契約条件は、最短12か月から利用可能で、基本契約の有効ストレージは最低100TBから。

 AI対応インフラとして、NVIDIAと共同開発し、今年4月に発売した「AIRI」の小型構成モデル「AIRI Mini」をリリースする。「AIに取り組み始めたばかりの企業にとってAIRIは大きすぎる」(キックスモーラー副社長)という声があり、要望に応え開発したもの。GPU性能を最大化するNVIDIA GPU Cloudの深層学習ソフトウェアスタック、DGX-1とFlashBladeによるマルチノードのトレーニングを最適化するピュア・ストレージAIRI Scaling Toolkitを利用する。AIRI Miniにより、運用開始までの時間を短縮できるという。(山下彰子)