阿里巴巴集団(アリババグループ)は23日、2018年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比161%の809億2000万元(約1兆3200億円)で、クラウドとリテールの両事業が好調だった。

 クラウド事業の売上高は、前年同期比193%の約46億9800万元。ビッグデータ分析や人工知能、セキュリティ、IoTに焦点をあて、各業界の顧客との協力関係を強化。ペタバイト規模のデータを安全かつ迅速に移行できる製品も発売し、顧客の獲得につなげた。

 中国国内のリテール事業も好調で、売上高は前年同期比147%の539億元。輸入事業などの関連事業も含めた売上高は3倍以上に伸びた。力を入れるニューリテール関係では、生鮮スーパー「盒馬(フーマー)鮮生」の拡大を継続し、店舗数は6月末現在で13都市45店に。リテールプラットフォームのアクティブユーザーは、今年3月に比べて1700万人増の約6億3400万人になった。

 一方、金融関連会社アント・フィナンシャルの評価額上昇に伴い、従業員に対する株式報酬費用を計上した影響で、純利益は前年同期比59%の約86億8000万元と減益になった。