エレコムは、10月16~19日まで千葉・幕張メッセで開催の「CEATEC JAPAN 2018」に初出展した。同社は個人向けのPC周辺機器メーカーから、産業向けエンベデット(組み込み)事業や放送と通信インフラのソリューションを提供する法人向け事業を手掛けるメーカーへと転換を図っている。ブースでは、生産現場向けのIoTセキュリティーや情報漏えい対策ソリューション、タフでセキュアな堅牢タブレット端末、監視カメラ関連の製品・サービスなどを展示した。

CEATECに初出展したエレコムのブース

 IoTセキュリティーでは、システム改ざん検知機能を搭載した手のひらサイズのPC「Tine Gateway」を参考出品。グループ会社のハギワラソリューションズが持つ技術を応用して、接続したエッジ端末のシステム改ざんをチェックする。
 
IoTセキュリティーで参考出品した「Tiny Gateway」

 「Tine Gateway」は、OSを起動したときにシステム改ざんを検知したら、アプリとシステムが起動しながら改ざんされたファイルを復旧する。同じく参考出品したエレコムのクラウドセキュリティーシステム「IKARUS Cloud Security」との連携も可能で、クラウド側ではマルウェア対策やURLフィルタリングを行う。
 
手のひらサイズの「Tiny Gateway」

 エッジ端末側では、18年4月に発表したデータの読み出しに強固なセキュリティーを施した「Secure SD Card」を提案する。

 他にも、既存の同軸ケーブルを使ったネットワークを通じて遠隔監視が可能なワイヤレスカメラや、ユーザーの利用状況や環境からパーツの寿命を予測してPCのメンテナンスを予知する「メンテナンスコールPC」も展示。グループ会社のDXアンテナでは、12月1日午前10時から開始される新4K8K衛星放送に絡んだ住宅やビル向けのアンテナやブースター、分配器などの接続事例を紹介していた。