エレコム(葉田順治社長)は、高性能CPUを採用し、大幅に処理能力を向上したLinux NASに、独自の管理機能や拡張機能などを豊富に提供するモデルとして、ラックマウントタイプ「NSB-7A4RLシリーズ」「NSB-5A4RLシリーズ」、デスクトップタイプ「NSB-7A5BLシリーズ」「NSB-7A4BLシリーズ」「NSB-5A4BLシリーズ」「NSB-5A2BLシリーズ」「NSB-5A1BLシリーズ」の7シリーズをラインアップし、販売している。

 Annapurna Labs製の高性能CPUを採用することで、同社従来品のLinux NASと比べて大幅なスピードアップを実現。標準搭載のギガビットインターフェースの規格限界に迫る従来製品比約3倍の高速転送スピードによって、社内での情報共有をスムーズにし、さまざまな場面でのビジネススピードを加速する。オプションのSFP+による10Gイーサネットを使うことで約5倍の転送速度アップを実現できる。24時間365日の止まらないビジネスをサポートするために、NAS専用HDDのWestern Digital製「WD RED」を全モデルで採用し、長時間・連続稼動でも高い信頼性と安定動作を確保している。

 また、ActiveDirectoryと連携し、ワークグループだけではなくドメインに参加しているユーザーに対してのアクセス権が設定可能だ。AES256bitハードウェア暗号化エンジンの搭載により、NASボリュームの全暗号化をしながら処理速度を落とすことのない性能を発揮し、ビジネスデータをセキュアに守りつつ業務の効率化をサポートする。USBメモリを暗号化キーとすることでNAS本体と暗号化キーを別々にし、より強固なセキュリティを提供。さらに、RAIDアクセラレータ搭載で、従来製品に比べRAID5/6使用時のRAID構築時間を約20%短縮、管理工数も削減する。

 性能面での高性能化だけでなく、管理者の負担を軽減し、効率のよい管理を実現するさまざまなサービスも用意した。同社従来品(NSRシリーズ)にあった機能をさらにパワーアップしたアプリケーション追加機能「AppCenter」を搭載し、NAS導入後も社内の追加要望に応じた、さまざまな機能やサービスを追加することができる。また、クラウド型のNAS状態管理サービス「NASみる」に対応。インターネット経由で、遠隔地にあるNASを含めて、いつでもどこでもNASの稼動状態を確認することができ、障害予防や障害時の復旧をサポートする。

 12月末からは、クラウドバックアップ機能「NetStorBackup」とネットワークカメラ録画・管理機能「NVRステーション(仮)」を提供。NetStorBackupは、クラウドストレージとして普及しているAmazon S3やAzureへのバックアップに対応し、災害時のデータ保全をサポートする。また、NVRステーションは、遠隔地に設置された複数台のネットワークカメラのライブモニタリングや動画の録画・再生などが可能となる。

 価格は、NSB-7A4RLシリーズが18万2520円から、NSB-5A4RLシリーズが16万7400円から、NSB-7A5BLシリーズが15万120円から、NSB-7A4BLシリーズが8万4240円から、NSB-5A4BLシリーズが12万8520円から、NSB-5A2BLシリーズが6万9120円から、NSB-5A1BLシリーズが5万544円から。