コアマイクロシステムズ(高橋晶三社長)は9月10日、米Vcinityとの間で日本で初となるValue Reseller契約を取り交わし、遠隔地間のデータ移動やリモートデータアクセスを高速化するソリューションの「Ultimate X」と「Radical X」シリーズを、国内で10月26日に発売した。

Ultimate X コンバージドデータアプライアンス

 Ultimate Xシリーズは、遠隔間での高速ネットワークを実現するマネジメントシステム。一方、Radical Xシリーズは、ネットワークインフラとして使われるファブリックエクステンダ。両製品とも、拠点間を結ぶ物理回線、衛星回線などのWAN帯域を効率的に使用することで、拠点間でのデータ移動やリモートからのアクセスを効率的に行うことが可能となる。また、距離によらずデータ移動やリモートアクセスへの制約を取り払うことができる。

 TCP/IPなどの従来のプロトコルや手法では、ネットワーク帯域の使用効率が30%程度なのに対して、Vcinity製品のプロトコル方式では、ネットワーク帯域の95%程度を利用することができるという。また、従来の手法では、距離が長くなるとリカバリーなど余分なオーバーヘッドが増えるため大きなデータの移動は困難だったが、Vcinity製品では、距離にかかわらずほぼ同じ転送効率を実証している。これにより、従来の手法ではデータを移動する前に、データの圧縮や重複排除などの前処理を行う必要があったが、Ultimate XやRadical Xを使用した環境では、そうした余分な作業も不要となり、コンピューター資源の無駄や余分な作業工程を省くことが可能となる。

 製品ラインアップは、「Ultimate X コンバージドデータアプライアンス」「Radical X 1040 ファブリックエクステンダ」「Radical X 1100 ファブリックエクステンダ」「Radical X 1001e(1G)/1010e(10G)FX-eネットワークカード」を展開する。