日立システムズ(北野昌宏社長)は11月19日、国内外出張手配から旅費・経費精算までを一つのシステムで管理できる総合経費管理システム「Traveler'sWAN」と、三井住友カード(大西幸彦社長)が提供する法人カード「三井住友コーポレートカード」との自動連携を12月に開始すると発表した。

総合経費管理システム「Traveler’sWAN(トラベラーズワン)」のサービス概要図

 日立システムズでは、国内企業を中心に20年以上にわたりTraveler'sWANを提供しており、これまで約740社91万人の顧客に幅広く導入している。チケットのオンライン手配や経路検索、法人カードサービス、交通系ICカード、BPOサービスなど、さまざまなサービスとの連携により、企業の旅費・経費精算業務の効率化、コスト削減、コンプライアンス順守などを支援可能なほか、日本企業特有の精算文化や、規程・ルールにも柔軟に対応している。

 一方、三井住友カードは、企業の経費決済や出張などの企業活動をサポートする三井住友コーポレートカードを幅広い業種・規模の企業向けに提供しており、仮払いの削減や現金出納事務、煩雑な精算業務の合理化を支援。具体的には、航空券チケットレス発券サービスや経費精算システムへのカード利用データ連携、管理しやすいマンスリー残高管理方式など、充実したサービスを用意している。

 今回、Traveler'sWANと三井住友コーポレートカードを連携することで、法人カードを使用して精算した実績データが自動的にTraveler'sWANに取り込まれる。これにより、申請者は精算の手間が省けるほか、立替精算処理がなくなり、企業は従業員による不正な申請を防ぐことが可能となる。

 さらに、日立システムズが提供するBPOサービスを組み合わせることで、伝票チェックなどの単純作業をアウトソースすることができる。これによって、導入企業は経理業務を効率化し、貴重な人材をより重要度・優先度の高い業務へ配置することができる。

 今後、三井住友カードと日立システムズは、今回の協業を機に、さらなる業務効率化を支援するサービスの開発にも両社で取り組んでいく予定。