中国の百度(バイドゥ)は8月20日、2019年4~6月期の決算を発表した。純利益は前年同期比62%減の24億1200万元(約363億円)となり、1~3月期の赤字から黒字に転換した。動画配信サービス「愛奇芸」(IQIYI)の会員向けサービスやクラウド、スマートデバイスの堅調な成長が原動力になったとしている。

百度のロゴ

 売上高は前年同期比1%増の263億2600万元。インターネット検索での広告収入を中心としたコア事業は2%増の195億元で、このうち動画配信サービス「愛奇芸」は15%増の71億元となった。オンライン広告の売上高は16%減にとどまった。

 百度は決算報告の中で、スマートデバイスのグローバルのシェアが15.3%となり、米アマゾンと米グーグルに続いて3位に入ったとし、「急速な成長を維持し、徐々にビジネスの成果を拡大している」と説明した。

 クラウドの領域では、IaaSとPaaSを提供するパブリッククラウドサービスプロバイダーとして、19年第1四半期に中国市場で3位に入ったとことを紹介した。クラウド上で提供するAIオープンプラットフォームでは、開発者のアカウント数が37%増の130万人になったとした。

 アポロ計画と銘打って注力する自動運転の領域では、6月時点の走行距離が200万キロメートルを超え、13の都市をカバーしていると説明。取得した試験免許の数は7月時点で100を超え、2位の5倍になっていることを示した。