「えひめITフェア」が8月30日、31日の2日間にわたって松山市内で開かれた。2000年から毎年、産官学連携による展示・セミナーを通じて愛媛県全体のITリテラシー向上を図るという目的で愛媛県、松山市や地元IT業界団体などが連携して開催してきたイベントだ。今年は9月1日、2日にG20の労働雇用大臣会合が松山市で開かれたため、これに合わせてその関連イベントである「えひめ未来のしごと博」と合同開催のかたちを採った。

G20労働雇用大臣会合の関連イベント「えひめ未来のしごと博」と併催した

 事務局の愛媛県G20労働雇用大臣会合推進室の重松圭介・担当係長は、「例年のようなICTの切り口だけでなく、先進のテクノロジーが仕事をどんなかたちに変えていくのかという観点での展示やセミナーも多数用意したことで、来場者への訴求力は強まったと感じている」と手応えを語った。
愛媛県 重松圭介担当係長

 展示では、近年HRテック領域に進出し、行動特性分析システム「LISACO」を提供しているアイサイトや、IoTソリューションのNPシステム開発、ドローンソリューションを提供するアグサス、旅館業向けソリューションを展示したウインなど“松山発”の地元ベンダーの存在感が光った。

 一方で、富士通、NEC、NTTグループをはじめ、全国でビジネスを展開するメーカー、SIerや通信キャリアなども出展し、AIを活用したチャットボットや最新の認証技術、5Gのデモなどを披露。来場者が積極的に情報収集する姿が見られた。(本多和幸)