NTTドコモと東海旅客鉄道は、第5世代移動通信方式(5G)による高速走行中の新幹線へ高精細8K映像コンテンツを伝送する実証試験に成功した。


 実証試験は9月1日、3日、5日の三日間、静岡県三島駅から新富士駅間でJR東海が運行する東海道新幹線N700S確認試験車で実施した。東海道新幹線沿線の3カ所に実験用5G基地局を設置し、時速283kmで走行する新幹線に向けて、高精細8K映像コンテンツを周波数帯28GHzの5G無線で送信。N700S確認試験車内に設置した実験用5G移動端末を介してシャープ製8K対応液晶テレビ「8T-C60AW1」に伝送した。走行中に接続する地上基地局が切り替わっても8K映像が途切れず表示されることを確認した。

 時速200km以上で走行する高速鉄道車内と、地上との間の5G無線通信実験の成功は世界で初めて。

 このほか、1.0Gbps以上の最大データ伝送、地上基地局間の連続ハンドオーバー、8K映像コンテンツの高速ダウンロード配信、4K車窓映像のライブ中継の実験にも成功した。