高知県宿毛市、オーシャンブルースマート、NECソリューションイノベータは、シェアサイクルの仕組みを活用した観光振興・地域活性化の取り組みを進めていくことで連携協定を結んだ。

左からNECソリューションイノベータの重松イノベーション戦略本部長、宿毛市の中平市長、
オーシャンブルースマートの小竹社長、官民連携事業研究所の鷲見社長

 四国の西南端に位置する宿毛市は、海、山、川の自然豊かな環境に加え、貿易港として栄えた歴史を持ち、史跡などの豊富な地域資源を有している。今後、交流人口を拡大し、地域の持続的な活性化を図るために、こうした資源を有機的につなぎ、継続的に発信することが求められている。2019年3月には「宿毛市自転車を活用したまちづくり計画」を策定し、観光客にとっての地域の魅力向上や市民生活の質の向上を図る取り組みを推進している。この一環として、観光客にとって周遊の自由度が高く、市民にとっても日常の交通手段ともなるシェアサイクルを軸に連携協定を結んだ。
 

 最初の取り組みとして、シェアサイクルの導入に関する実証実験を行う。市内5カ所に駐輪ポートを設け、10月18日から実験的に運用を開始する。オーシャンブルースマートが提供するシェアサイクルサービス「PiPPA(ピッパ)」を活用し、NECソリューションイノベータが、シェアサイクルの利用データを分析し、得られた結果から観光政策に寄与するデータを宿毛市に提供する。実証期間は22年10月17日まで。