アイティフォー(佐藤恒徳社長)は11月1日、兵庫県尼崎市(稲村和美市長)が、就学事務と就学援助事務に、CARS学務支援システムシリーズの「学齢簿管理システム」と「就学援助システム」の採用を決定したと発表した。尼崎市は、既存の住民記録システム(住記)や税システムとのデータ連携を強化し、就学援助認定などの事務処理について自動化を行い大幅な業務の効率化を図る。同システムは、2020年1月に本番稼働の予定。

システム導入イメージ

 尼崎市は、これまで運用していた就学事務と就学援助事務の既存システムが導入後10年以上を経過し、住記や税システムからの情報取り込みがデータ媒体を介した状態であったり、一部手作業による対象者の情報突合など作業負担が増大したりと運用上の課題を抱えていた。そこで、就学事務と就学援助システムの更新に合わせて、業務効率アップのための住記や税システムとのデータ連携強化の検討を開始した。

 アイティフォーの学齢簿管理システムは、小学校・中学校の入学から卒業まで、児童・生徒の就学状況を管理する。例えば、児童・生徒の通学校、区域外就学管理、異動履歴管理、保護者情報などを管理しており、効率的に就学事務処理を行うことが可能。また、就学援助システムは、小学校・中学校の児童・生徒の就学援助費の申請受付、審査・認定から、費目ごとの援助費の支給、就学援助制度に関連する各種管理業務を網羅している。就学援助・特殊教育奨励のほか、要保護・準要保護のそれぞれを管理でき、各計算式により認定・非認定を自動判定する。両システムとも、ウェブアプリケーションのためブラウザー上で簡単に操作ができるほか、住記など他システムと連携することでシームレスなデータ連携を実現する。

 尼崎市では今回、学齢簿管理システムと就学援助システムの両システムを導入し、住記や税システムとの連携を強化することで、必要な情報を一元管理することが可能となった。これにより、タイムラグがなくなり業務効率化を実現するほか、手作業を自動化するなど職員の作業負荷の軽減も図る。