BIツールを中心としたデータ分析プラットフォームを提供するドーモ(萩野武志社長)は11月6日、プライベートカンファレンス「Domo Reimagine Tokyo」を開催した。データを活用したビジネス変革の重要性を改めて訴えるとともに、ユーザーごとに提供するアプリケーションなどを紹介した。

米Domo ジャシュ・ジェイムズ・創業者兼CEO

 米Domoのジャシュ・ジェイムズ創業者兼CEOは「クラウド化から始まったデジタルトランスフォーメーションのトレンドによって多くのシステムやセキュリティの柔軟性が向上した。しかし、複数のプラットフォームが生まれたことで、部門間の分断が進んでしまっている」と指摘。「デジタル変革は部門単位ではなく企業単位で行うべきだ」と強調した。

 同社が提供するプラットフォームは、BIツールを中心にETL(データ抽出・変換)やDWH、コミュニケーションツールなどをカバーしており、複数のシステムが持つデータを横断して分析できる。1000以上のコネクターを用意することで主要サービスと連携できるほか、パートナーと協力することでユーザーごとに個別にカスタマイズしたアプリケーションを提供することも可能だ。

 イベントでは掃除機メーカーのシャークニンジャやレコードレーベルのロックネーションなどの事例を紹介。複数の社内データを組み合わせるだけでなく、人口動態や気象、SNSなどの外部データと合わせて分析することで製品開発に生かしたり、プロモーションの効果を高めているという。ジャシュCEO兼創業者は「まずはPoCから始め、その効果を実際に体感してほしい」と呼びかけた。(銭 君毅)