アイティフォー(佐藤恒徳社長)は12月2日、阿波銀行(長岡奨頭取)が個人ローンへの取り組み強化の一環としてアイティフォーの個人ローン業務支援システム「SCOPE」と、それに連携する「ローン申込Web受付システム」を導入すると発表した。SCOPEはすでに5月に稼働しているが、ローン申込Web受付システムは2020年3月に本番稼働の予定。

ローン申込Web受付システムの概要

 地域金融機関では個人向けローン、中でも住宅ローンで競争が激化しており、個人ローン業務のBPR推進による業務改善と顧客層拡大が求められていた。そこで今回、阿波銀行では他行でもすでに多数の実績をもつアイティフォーのパッケージシステムを採用することで、より迅速・低価格でシステムの刷新を図ることを決定した。

 SCOPEは、個人ローン申し込みを受付後、個人信用情報機関への照会、照会結果の名寄せや集計、融資条件への適合性や過去の取引状況のチェックなどを自動化する。手作業を削減し、大幅に審査業務の効率化を図ることができる。

 ローン申込Web受付システムは、個人顧客がパソコン・スマホなどからウェブ経由で住宅ローンの事前申し込みを可能にするシステム。来店が不要でいつでもどこからでも申し込みが可能なことから顧客の利便性が向上するほか、ペーパレス化も推進できる。

 阿波銀行では今回、この二つのシステムを連携し申込データの自動連携を実現する。ウェブ受付システムで受け付けた申込内容を個人ローン業務支援システムに手入力する手間と時間を削減し業務効率化を図る。また、効率化により審査業務にかかる時間が短縮することで、従来よりも早く審査結果を顧客に回答することが可能になり、顧客サービスにつながる。なお同システムは、アイティフォーのパッケージクラウド「IPaC(アイパック)」上で稼働する。

 アイティフォーでは引き続き、地域金融機関を中心に個人ローン業務はじめとした審査・推進ソリューションを強化していくことで、各社のBPR推進を支援していく。