ALiNKインターネットは、日本気象協会との共同事業である気象メディア「tenki.jp」の運用に伴いインターネット広告分野に軸足を置き、「未来の予定を晴れにする」を経営理念に掲げている。


　ALiNKインターネットは、日本気象協会との共同事業である気象メディア「tenki.jp」の運用に伴いインターネット広告分野に軸足を置き、「未来の予定を晴れにする」を経営理念に掲げている。

　同社の主な事業はtenki.jp事業で、これまでアドネットワーク広告市場の立ち上がり時期から今日に至るまで、一貫して市場の健全な成長とtenki.jpの競争力強化に積極的に投資を行い、市場からの認知と評価の獲得に注力してきた。今後も継続してtenki.jpに経営資源を投下し、事業拡大を図っていく。

　また、同社では、tenki.jp事業で培った最先端のアドネットワーク運用ノウハウを蓄積している。今後も引き続き、自社の強みが生き、拡大が見込まれるアドネットワーク広告関連市場に経営資源を投入していく。具体的には（1）最新のアドネットワーク運用による広告事業で引き続き安定的な収益を伸ばす、（2）優秀な人材の採用の2点に注力することで競争優位性を保ち、持続的な成長を目指す。

　今後も気象リスクへの関心の高まりとネット技術の発展によって、天気予報専門メディアであるtenki.jpは成長を続けると考えている。今期については、ユーザーに向けた有益なコンテンツの提供やユーザビリティの向上、広報活動の強化による認知度向上を通じて引き続き業容の拡大を進めると同時に、専門性の高い人材の採用を行うことで、tenki.jpを天気予報専門メディアから社会インフラとすべく体制強化を図っていく方針。

　20年2月期の業績は、売上高6億9400万円（前期比0.0％増）、営業利益3億1700万円（前期比9.3％減）、経常利益2億9200万円（前期比15.0％減）、当期純利益1億8300万円（前期比20.9％減）となる見通し。