米NXP Semiconductors(NXP)は3月11日、スマートフォン、キー・フォブ、他のモバイル・デバイスによるセキュアな通信、保存、認証、クルマとのデジタル・キーの共有を可能にする新しい車載デジタル・キー・ソリューションを発表した。

車載デジタル・キー・ソリューションのイメージ

 新ソリューションは、キー・シェアリング、マルチカー・アクセス、運転条件の設定など新機能の実現に必要となるセキュアな基盤を提供することで、カー・アクセスの利便性を向上するもの。NXPの車載認証済みセキュア・エレメントとNFCチップセットをベースとしており、世界の主要自動車メーカー、スマートフォン・メーカー、エレクトロニクス・サプライヤから支持を得たアーキテクチャーであるカー・コネクティビティ・コンソーシアムの標準リリース2に準拠している。

 具体的には、NXPのNFCチップセット、NXPの新しい車載認証済みセキュア・エレメントなどのセキュア・エレメント技術で構成されており、デジタル・キー搭載のNFC対応スマートフォン、キー・フォブ、NFCスマートカードによるクルマの開錠やエンジン始動を可能にする。また、他のモバイル・デバイスとのクルマのアクセスのセキュアなシェアを実現し、セキュアなカー・アクセス・エコシステムの新しい先進的機能を開拓する。従来のリモート/パッシブ・エントリ・システムへのシームレスな追加も可能となっている。

 エンド・ツー・エンド・セキュリティは、モバイルとクルマの双方で、NXPのセキュア・エレメントにより実現。組み込みデジタル・キー・アプレットは、CCC標準を活用し、エコシステムの相互運用性をサポートする。また、新ソリューションは、NFC技術を採用しており、スマートフォンのバッテリ残量低下時でもカー・アクセスやドライバ認証の作動を可能とする。