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PCA、法定調書ソフト最新版「PCA 法定調書 DX」発売

2020/03/26 16:19

 ピー・シー・エー(佐藤文昭社長)は3月25日、中小・中堅企業向け基幹業務ソフト「PCA 法定調書 DX」を5月11日に発売すると発表した。

PCA法定調書DX

 PCA 法定調書 DXは、基幹業務クラウドサービス「PCA クラウド」でのサービス提供も行い、クラウドとオンプレミスの2つの運用環境に対応。複数の受給者のデータを一覧表形式で入力できる「支払調書の一覧表入力」や受給者を分類できる新たな区分「受給者区分」の追加をはじめ、「給与所得の源泉徴収票の白紙印字対応」など顧客から寄せられた多くの機能要望を反映し機能強化を行った。

 また、他のPCA DXシリーズ製品と共通の開発基盤を採用し、これまでのシリーズからインターフェースを一新して、操作性を統一した。これにより、「PCA 会計シリーズ」「PCA 給与シリーズ」と連携して使用する際も、同様の操作性で今まで以上に使いやすくなった。開発基盤の変更により、PCAソフト上からPCAホームページへ簡単にアクセスできるポータル機能「Pこみゅ」、PCAソフトのバックアップをあらかじめ登録しておいた日時に自動で実行できる「自動バックアップ機能」、PCAソフトの更新プログラムがある場合に通知・インストールが可能な「自動アップデート機能」といったPCA DXシリーズ共通の機能・サービスを利用できる。

 さらに、PCA DXシリーズでは、共通機能として「リマインダー機能」を搭載している。リマインダー機能では、担当者のタスクに応じてお知らせメッセージが表示でき、表示される日付や期間も指定可能なため、重要なタスクに対しての意思決定をサポートし、期限の決まった作業の実施漏れなども防止することができる。また、複数の担当者間でタスクを共有しながら、より円滑に業務を進めることも可能となる。

 このほか、支払調書・合計表の作成・印刷だけでなく、e-Tax/eLTAXへの直接送信による電子申告にも対応している。21年1月1日以後に提出すべき法定調書について、電子申告義務化の範囲が変更となり、新たに対応を迫られる顧客が増えるなか、PCA 法定調書 DXは、メニュー画面から1ボタンで直接送信でき、安心で便利に利用できる設計となっている。個別の支払調書や法定調書合計表の作成・申告を電子化でき、法定調書関連業務を効率化することができる。

 税別価格は、オンプレミス版が10万円から、クラウド版が月額1万3500円から。
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外部リンク

ピー・シー・エー=https://pca.jp/

「PCA 法定調書 DX」=https://pca.jp/area_product/prohoutei.html