大阪ガスは7月6日、大阪ガス泉北製造所で、BWA(Broadband Wireless Access:広帯域移動無線アクセス)システムを活用し、製造所の現場業務効率化に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進すると発表した。

DX推進による現場効率化の概要

 BWAシステムの活用にあたり、大阪ガスの100%子会社である大阪ガスビジネスクリエイトは、7月1日に総務省近畿総合通信局から「自営等BWA」の免許を取得し、通信事業者として通信設備の維持運用管理を行う。泉北製造所で都市ガス製造を担うDaigasガスアンドパワーソリューションは、BWAシステムを活用したDX推進により運転・維持管理業務の効率化を進める。

 なお、BWAシステム運用の機器納入・運用支援・保守は、パナソニックシステムソリューションズジャパン(パナソニック)が行う。

 今回導入したBWAシステムは、企業が自らの建物や敷地内限定で、安全で高速・広範囲の通信環境を構築することができる。これにより、製造所全域の音声、ビデオ通話や業務アプリケーションなどの実装が安価で可能となった。

 今後は、センシング技術を活用した点検作業の効率化、音声・映像などを活用した熟練作業員による技術伝承の円滑化、遠隔立会いによる緊急時対応の迅速化などを進め、製造所のスマートファクトリー化を目指す。

 また、Daigasグループとパナソニックは、今後もローカル5Gの導入を見据え、泉北製造所のさらなるDX推進を行っていく。