中国IT大手の浪潮集団(Inspur)は9月16日、東京・大手町の新丸の内ビルで販売パートナー向け「秋季ミーティング」を開催。パートナーに製品とサービスの理解を深めてもらうとともに、導入事例などを紹介して販売ノウハウを共有した。

浪潮集団(Inspur)の王遠耀日本主席代表

 王遠耀日本主席代表は「3月16日に日本法人のInspur Japanを新丸の内ビルに設立してからちょうど半年。当初は新型コロナウイルスの影響でビジネスがなくなるかと心配したが、オンライン配信会社やゲーム会社などからの引き合いが強く活気があった」と事業が好調に推移していることをアピールした。
 
収容人数の半分の約40人の販売パートナーが参加した

 6営業日で数十台のサーバー導入の契約が結ばれたり、検索エンジンやEC、研究機関、電力会社などからも製品を評価してもらうなど、「コロナ禍で基礎固めができた」とする。

 また米中関係が悪化している中で、JETRO(日本貿易振興機構)などに足を運び、中国から輸入したInspur製品の民間企業への導入に問題がないことを確認したという。
 
2020年第2四半期にサーバーの世界シェアで2位に躍り出たInspur

 IT調査会社のIDCによると、2020年第2四半期の世界のサーバー出荷台数シェアで、InspurはHPEを抜いて2位に躍り出た。中国国内ではシェアトップで、19年11月11日の独身の日に中国アリババがECで1日で4.2兆円を売り上げた際に、1秒で4000万円、23万件の高速処理をしたのもInspurのサーバーだった。

 秋季ミーティングは、新型コロナの影響で入口での検温やソーシャルディスタンスを実施しながら当初予定の半分の約40人が参加した。販売パートナーからは、デモ機の貸し出しや技術支援、英語や日本語の資料の提供などの要望が上がるなど、活発な議論が交わされた。