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SBクラウド、Cloudflare CDNを活用したウェブサイト高速化ソリューション

2020/10/08 14:55

 クラウドサービス「Alibaba Cloud」を日本国内で展開するSBクラウドは、クラウドフレア・ジャパンと提携し、米CloudflareのグローバルCDNサービス「Cloudflare CDN」を活用したウェブサイトの表示を高速化するソリューションの提供を10月7日に開始した。

「Cloudflare CDN」の概要

 Cloudflare CDNは、CDN市場の全世界のインターネットリクエストの処理で約10%のシェアを占めるグローバルCDNサービス。安全で快適、そして信頼性をもって利用できるだけでなく、手頃で簡単に導入でき、企業にとってより良いパフォーマンスを提供する。

 Cloudflareは、世界100カ国、200拠点以上にデータセンターを展開し、そのネットワークは大きく成長し続けている。また、インターネットエクスチェンジ(IX)事業者やISP事業者などのネットワークパートナーと常に協力し、高速で信頼性の高いサービスを全世界の顧客に提供している。

 さらに、Argo Smart Routingの活用により、Cloudflareのプライベートネットワークを利用して、最も混雑していない、最も信頼性の高いパスでユーザーをルーティングすることで、ネットワークの高速化を図る。これによって、平均してウェブサイトの表示の遅延を33%、接続エラーを27%削減する(Cloudflare調べ)。

 Cloudflare CDNは、月額固定料金モデルを採用しているため、急なトラフィック増が発生しても、追加費用が発生することなく利用できる。そのため、従量課金型のサービスと比較して大幅なコスト削減につながる。

 なお、アリババクラウドはCloudflareが主宰するクラウド事業者とのアライアンスプログラム「Bandwidth Alliance」に加盟しており、Alibaba Cloudのストレージサービス「Object Storage Service(OSS)」の利用者に対して、OSSからCloudflare CDNへのデータ転送を無料で提供している。これにより、CDNを利用して大容量コンテンツを配信する際に課題となっていたオリジンサーバーへデータを取得しにいく際の転送料金が発生しないため、企業は安価にCDNを利用することが可能となる。
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外部リンク

SBクラウド=https://www.sbcloud.co.jp/

クラウドフレア・ジャパン=https://www.cloudflare.com/ja-jp/