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QNAPの高性能タワーNAS、フォースメディアの「TVS-hx88Xシリーズ」

2020/11/06 14:22

 QNAP正規代理店のフォースメディアは、Intel Xeon Wプロセッサー、高信頼のQuTS heroオペレーティングシステムを搭載し、Thunderbolt 3オプションに対応する高性能タワーNAS「TVS-hx88Xシリーズ」の販売を11月から開始した。

TVS-h1688X

 TS-hx88Xシリーズは、Intel Xeon W-1250 6コアプロセッサー、DDR4 ECC UDIMM 32GB(TVS-h1688X)または 16GB(TVS-h1288X)(最大128GB)、2ポート10GbE(10GBASE-T)、4ポート2.5GbE(2.5G/1G/100M)を搭載した高性能16/12ベイタワーNAS。中小企業や部門にエンタープライズクラスの性能とQuTS heroオペレーティングシステムによる高い信頼性を提供する。

 オプションのQXP-T32P 2ポート Thunderbolt 3カードを最大2枚搭載することが可能。最大4台のMac、WindowsワークステーションをThunderbolt 3で接続し、4Kワークフロー、ファイルストレージ、バックアップ、ファイル共有で、より優れた効率のチームワークを実現できる。

 QuTS heroオペレーティングシステムは、データの整合性に焦点を合わせて設計されたZFSを採用している。エンドツーエンドのチェックサムを使用しハードウェアの欠陥、ファームウェアのバグ、またはメタデータエラーによって発生するサイレントデータ破損を検出して修正することができる。

 従来のRAID 0/1/5/6/10/50/60に加え、RAIDトリプルパリティとトリプルミラーに対応し、データ保護を強化できる。

 また、インラインデータ重複排除、圧縮、コンパクションによりファイルサイズを削減し、ストレージ容量を節約して、パフォーマンスを最適化することができる。これは、繰り返しの多いデータや大量の小さなファイルが生成される場合に、SSDストレージの効率を高めるのに役立つ。

 同期トランザクションに対するメインメモリの読み込みキャッシュ(L1 ARC)、SSDセカンドレベル読み込みキャッシュ(L2 ARC)と、データベースなどの大規模な同期的ランダム書き込みのパフォーマンスを向上させるZFS Intent Log(ZIL)に対応している。

 iSCSI LUNと共有フォルダーに対して最大6万5535個のスナップショットを利用できる。Copy-on-writeテクノロジーにより、続行中のデータ書き込みに影響を与えることなく、ほぼ即座に行うことができる。

 価格は、16ベイモデルのTVS-h1688Xが77万9000円から(1TB×12)、12ベイモデルのTVS-h1288Xが60万4000円から(1TB×8)。
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外部リンク

フォースメディア=https://www.forcemedia.co.jp/