
ローコード開発プラットフォームを導入する目的について、最も重要視されていたのは「ビジネス環境の変化への対応」となった。この結果からもローコード開発がビジネスへの貢献を強く意識して導入されていることがわかる。IT部門と業務部門が一体となったアプリケーション戦略を手にすることはDX推進を成功に導くうえで、強力な後押しになると考えられる。

実際にローコード開発プラットフォームを導入・利用したことにより、急な業務環境変化にも迅速に対応できたという回答が約半数となった。同プラットフォームは、クラウドが普及してシステム・リソース上の制約が大幅に低減した現在、柔軟性の高いシステム環境を迅速に構築しようとする企業のニーズに応えるべく登場した新しいタイプのシステム開発/実行環境であるといえる。