スマートフォンアプリのマーケティングやDX支援事業を手掛けるメタップスは3月30日、SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」の正式版をリリースした。

 メタップスクラウドは、社内のSaaS利用状況を把握、可視化するSaaS管理機能 と、複数のSaaSに一つのID・パスワードでログインできるIDaaS機能で構成される。同社によると「SaaS管理とID管理機能の両方を兼ね備えているサービスは国内ではメタップスクラウドだけ」だという。
 
メタップスクラウドの管理画面イメージ

 同社が実施したアンケートでは、コロナ禍により2020年は企業の平均SaaS導入数が前年の5.4個から8.7個に増加している。一方で導入SaaSの増加に伴い、シャドーITをはじめとしたセキュリティリスクや、従業員1人当たりのID ・パスワード発行に時間が掛かるといった課題が明確になっている。

 こうした課題に対するソリューションとして、同社はメタップスクラウドのベータ版を20年11月から提供、ユーザーからのフィードバックを基に改良を重ねてきた。連携するSaaSの拡大にも注力しており、既に「Zendesk」「Zoom」「楽楽精算」など30サービスと連携済み。今夏には連携先を100種類以上に増やしたい考えだ。

 価格は1ユーザー350円(税込)。五つまでのSaaSを利用できる無料プランも提供する。今夏には代理店販売制度などのパートナープログラムもローンチし、導入企業の拡大を目指す。