Commvault Systems Japan(コンボルト)の営業責任者として今年1月に就任したマーサー・ロウ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーが、週刊BCNの取材に応じ、日本での事業方針について「パートナーがお客様のデジタル変革のなかで新しいオポチュニティを見つけていただけるように支援していく」と語った。

マーサー・ロウ バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー

 ロウ・ゼネラルマネージャーは、コロナ禍の発生によって「(企業の)デジタル変革のスピードが加速している」と説明。デジタル変革の実現に向けては、多様化・複雑化するIT環境の中でも、データの中身や保管場所をきちんと把握したり、ランサムウェアなどのサイバー攻撃に対策したりしなければならないと指摘する。その上で、コンボルトの戦略としては「顧客がデジタル変革を遂げるためのデータを準備する」ことにあると言い、「オンプレミス、仮想環境、クラウド、アプリケーション、インフラまで幅広くカバーしている。オンプレミスでもクラウドでもまったく同じ包括的なソリューションを提供できる」と強調した。

 ロウ・ゼネラルマネージャーは2019年10月に米コンボルトに入社し、グローバルのパートナービジネスを担当。日本市場は「パートナーの果たす役割がほかの市場よりも圧倒的に大きい」とし、パートナーとの連携をより重視している。

 国内での事業展開については、「まずリファレンスカスタマーとなる大手企業の事例をつくること」に注力する考え。特定の製品の展開に重点を置かず、顧客の要望に応じたソリューションを提供していく。そうした中でも日本市場では「アプライアンス製品のニーズが他の市場より大きい」という。

 日本市場については「非常に大きなオポチュニティがあると感じている」と言い、「これから18カ月の間にビジネスを2倍にしたい」と目標を語った。(前田幸慧)